カプセル蒸留でできること
【 花 】 花のデリケートな香りは、従来の水蒸気蒸留では熱や酸素で分解されるので、抽出が難しかったのですが、カプセル蒸留の減圧水蒸気蒸留モードは、低温で空気がほとんどない状態で蒸留するので、花の香りそのものの芳香蒸留水を作ることができます。完全密閉状態で蒸留するので、少しの花からも無駄なく香りがとり出せます。季節ごとに咲く花の香りを化粧水や芳香剤として利用することができます。 水仙、蝋梅、梅、ミモザ、桜、ライラック、ジャスミン、ネロリ、スズラン、ヒヤシンス、クチナシ、バラ、ハマナス、ラベンダー、ユリ、キンモクセイ
【 柑橘類 】 柑橘類は、実はもっとも蒸留しやすい材料です。精油は皮に含まれるので、食べた後の皮を冷凍しておき、ある程度の量がたまったら、フードプロセッサーなどで細かく砕いて、カプセル蒸留の減圧水蒸気蒸留モードで蒸留してみてください。通常の水蒸気蒸留では失われやすい鮮烈な香りのトップノートも、完全密閉のカプセル蒸留では回収率100%!最高の香りの芳香蒸留水とエッセンシャルオイルがとれます。 また、カプセル蒸留の減圧蒸留モードを使えば、柑橘類を果肉も含めて丸ごと粉砕したペーストのみ(水を1滴も加えないで)で蒸留でき、果実100%の芳香蒸留水を作ることができます。これは、今まで経験したことのない鮮烈な香りの芳香蒸留水です。 カプセル蒸留で作った芳香蒸留水やエッセンシャルオイルには、光毒性のあるフロクマリンは含まれないので、化粧水やクリーム作りに使えます。 ダイダイ、ベルガモット、ぼんたん、柚子、みかん、カボス、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、マンダリン、ライム、デコポン、キンカン、甘夏、日向夏、ハッサク
【 樹木 】 最近流行の和の材料を使った芳香蒸留水が簡単に作れます。カプセル蒸留は、操作が簡単なので、木の処理の仕方(チップ、おがくず、葉、枝)の条件を変えて、一番香りのよいものを作ることができます。 クロモジ、ニオイコブシ、ヒノキ、杉、クスノキ、ヒバ、吉野槇、ユーカリ
【 ハーブ等 】 蒸留に最適のハーブ類も、カプセル蒸留の減圧水蒸気蒸留モードで最高品質の芳香蒸留水(エッセンシャルオイルが取れるものもあります)を作ることができます。ハーブはフレッシュでもドライでもOK。操作は簡単なので、気が向いたら蒸留して、できたての芳香蒸留水を使って化粧水やクリーム作ったり、ドレッシングに加えたり、料理に芳香蒸留水を直接スプレーしてもかまいません。 レモングラス、タイム、ホワイトセージ、ローズ、ローズゼラニウム、ローズマリー、スペアミント、ラベンダー、バジル、パチュリ、コリアンダー、セロリ、ヨモギ、日本茶、青紫蘇の実、月桃、バニラ、しょうが、サンショウ
【 果実 】 新鮮な果実を薄切りにしたり、ジューサーやミキサーでジュースにしたり、フードプロセッサーで丸ごと処理してペースト状にしたものでも蒸留できます。水は1滴も加える必要はなく、果実100%の、これ以上濃厚なものがない芳香蒸留水を作ることができます。また、このようなものを蒸留しても、焦げ付くことはありません。 蒸留は低温で空気がない状態で行うので、果実に含まれるビタミンや栄養素は壊れることなくそのまま残ります。水分だけが除かれて、栄養と甘みが濃縮されたコンポートやピューレが同時にできます。カプセル蒸留器は食品に使う材料でできているので、もちろん残った材料を食べることができます。 リンゴ、イチゴ、パイナップル、桃、梨、ブドウ、メロン、ブルーベリー、ラズベリー、キイチゴ
【 その他 】 カプセル蒸留は、蒸留するものを選びません。固体、液体、ペースト、生もの、乾燥したもの、製品など、どんなものでも蒸留できます。アイデア次第で、いろいろなものを蒸留してみてください。 コーヒー、紅茶、ウーロン茶、アーモンド、ヘーゼルナッツ、各種香料の抽出(柔軟剤、食品、芳香剤など)
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