「カラム抽出法は藍染めだって簡単にできます」
ジャパンブルーの愛称で呼ばれる藍染は、日本では江戸時代から庶民の間で大流行した方法です。木綿は草木染では染まりにくい素材ですが、藍との相性はぴったり。見事なジャパンブルーに染まります。 藍染は日本の伝統技術として、長い時間をかけて育てられてきました。徳島県で盛んな藍染は、藍...
「カラム抽出法は難しかった紅花染めを身近なものにします」
山形県最上川流域で盛んだった紅花染め。オレンジ色の可憐な花から、あのショッキングピンクの染め物ができるのは驚きです。 紅花には黄色と赤の二つの色素が含まれています。摘んだばかりのオレンジ色の紅花には、赤の色素は少ないのですが、発酵、熟成させて赤の色素を増やして、抽出段階でp...
ぷよぷよボール芳香剤
すでに多くの人がネットにアップしているネタですが、解説付きで紹介します。 ぷよぷよボール、又はジェリーボールという名前でAmazonや楽天で入手できます。 水につけると100倍くらいに膨らむもので、子供のオモチャ、透明容器に入れてインテリア、土の替わりに植物を育てるなどの...
「草木染は人と環境にやさしい?」
自然の草木を使う草木染は人と環境にやさしいというイメージがあります。しかし、従来の草木染の方法は、草木染のプロが、長い経験の中で作ってきたものです。その方法を、そのまま家庭に持ち込んで大丈夫でしょうか? 例えば、使う薬品も、プロは強アルカリ、重金属、濃染剤、発色剤など実用に...
「真空乾燥で花やハーブを乾燥・保存する」
フレッシュハーブや花の保存方法は、①冷凍保存、②乾燥 があります。多くのハーブは乾燥して保存されていますが、庭でとれた花やハーブを乾燥するにはどうすればいいのでしょう? 風通しの良いところでそのまま乾燥させるのが手軽ですが、ハーブの中には乾燥に時間がかかり、その間に酸素や光...
化学の目で見ると草木染の世界は広がる
草木染を経験された方、楽しんでおられる方は多いと思います。 草木染は、紀元前から始められて、江戸時代くらいまでは産業として盛んに行われていましたが、安価な合成染料の開発によって、経済的に成り立たなくなり、一気に衰退し、今では一部の伝統工芸として続けられているにすぎません。...
カラム抽出 ~植物色素を抽出する~
「画期的な抽出方法」 色とりどりの花の色を抽出してみたいと思ったことはありませんか?花だけでなく、新緑の緑、紅葉の赤や黄、木々の茶色など自然には様々な色にあふれています。 現在は合成染料で衣料、生活用品、食品などはカラフルな色に染められてはいるのですが、自然の色は派手ではな...